中小企業診断士、合格後すぐに独立したらこうなる

中小企業診断士で独立をお考えの皆様、受験を目指す皆様。コネなし、専門性なしでいきなり独立するとどうなるかを赤裸々に書いていきます。皆様の人生設計の一助になれば幸いです

中小企業診断士 独立178日目 研修講師への道1

皆様お久しぶりです。haruです。

師走ですね。独立から半年駆け抜けました。

 

さて、執筆から始まり、診断、行政のアドバイザー、セミナー講師とやってきましたが、いよいよ私が本当に目指していた研修講師になることに向けて歩きだしました。

 

今回はご紹介頂き、良い本に巡り会いましたので、こちらを数回に分けてご紹介致します。

「研修・セミナー講師が企業・研修会社から選ばれる力」 著者 原 佳弘 

 

 

余談ですが、年間100冊以上読むharuが、本を選ぶ基準についてお話しします。

 

かなり独断と偏見です。

 

私が、良本だと思う本、特にノウハウ本の場合

 

1.書き手の方が、競合者ではない。

 

これは、一番に重視します。

例えば、私が◯◯で1億稼いだ方法!とかは、基本読みません。

 

自分だったら、自分が稼げる方法を人には教えません。わざわざライバルを増やす理由が無いからです。5フォースの観点からも意味不明です。なぜ新規参入を増やすのか。

 

じゃあこのブログは?というツッコミもありますが。。。この解答はまた別の機会に。

 

その点この本の著者は、セミナー講師のプロダクション、エージェントの立ち位置なので、とても腑に落ちます。

面接に来るなら、少しは業界の事分かってもらえないと、お互い不幸になるからと利害が明確です。

 

2.宣伝に終始しない。

 

これは、たまーにしか当たりませんが、

 

詳しくは、自社の有料サービスで!

 

のように具体的なノウハウが何一つ書いていないものです。パンフレットを買わされた感満載で、がっかりします。😞

私は即ブックオフに持っていきます。

 

3.内容が新鮮である。

 

ノウハウは陳腐化が激しいものと、私は考えています。不変の法則もありますが、そういうものは他の本でも書かれ、目新しさがありません。

 

こう考えると、皆様にオススメできる本は限られます。では何故私がこの本を紹介するか。  

 

ライバルも増やしてしまいますし。

私に印税が入る訳でもない。

その理由はただ一つです。

 

セミナー講師になる勉強会を開催したいからです。

 

詳しくは本の内容に書いてあるので、著作権上言えませんし、業界から消されますが、

 

駆け出しでこの業界のトップを目指すのは、人にもよりますが、かなり困難です。

 

私の経験だけでは、生き残るのは厳しい。

力を合わせてノウハウを作りあげたいのです。

 

研修講師ならぬ、研修チームを構築したい。

例えば、初日に新人研修を行い、新人の特性や育成プランを構築、翌日はその上司向けに管理者研修を行いマッチングミスやコンフリクトを低減させる。同時にコンピテンシーを構築!

 

などです。すいません思いつきです。

 

次回は、内容について「これくらいならレビュー程度だ」と、出版社から目を付けられない程度に書いていきます。

 

というか、ネタバレくらい気合い入れて書きます。

 

 

 

 

 

中小企業診断士 独立173日目 初オリジナルセミナー講師完了!!

皆様こんばんわ。haruです。

 

本日は初のセミナー講師のお仕事でした。

 

すっごい楽しかったです。

自分のオリジナルの教材でのセミナーは自分の曲を聴いてもらってるのと同じくらい、緊張します。

 

他のセミナーに比べて資料がみすぼらしくないかな?

 

見づらくないかな?

 

などなどです。

 

しゃべりに関しては、いやというほど受験校講師登壇前に練習したのでさほど不安はありませんでした。

 

問題は、「ワーク」です。

 

ワークというのが、一番時間をコントロールしにくいです。

受験校の場合、「試験を前提」としているため、制限時間を厳密に区切ることができます。

 

しかしセミナーのワークの場合、早い人とゆっくりな人、どちらに合わせるべきかがとても判定に苦労します。

 

今回もなかなか難しかったです。

 

もちろん今回のセミナーもだいぶ訓練はしたのですが、ワークをどのようにやるのかが次回の課題だなと思います。

 

次回のセミナーはまたテーマが全然違うので、今からテキスト作成を進めていますが、なかなか最終形がみえてきません。

 

意外にも自分ってセミナーに参加した回数が少ないのだなと実感しました。

 

企業内診断士の方はできるだけ、有料セミナーに参加されることをお勧めします。

 

特に、5,000~10,000円のセミナーは必見だと思います。

 

ぶっちゃけ内容というより、これくらいの金額をとる講師のセミナーはどの程度のクオリティなのかを知ることに意味があります。

 

haruは独立前からお金がなかったので、無料か3,000円以下のセミナーばかり参加していました。

 

無料セミナーとか格安のセミナーというのは「宣伝」が目的となってきますので、あまりやり方の参考にならないのですよね。

 

もっとたくさんセミナーを見ておくべきだったなぁと感じております。

 

今はセミナーに行く時間すらないので、先輩診断士や師匠のセミナーを見て技術を勉強させていただいております。

 

しかし、なかなか30代前半の講師がいないのが現状で、お手本となる方がみつかりません。

 

師匠や先輩のセミナーはもちろん素晴らしいですが、あのような威厳をこんな若造が出すのは難しいですし、説得力も出せません。

 

受験校の講義と同じように、シンクロすることを重視していますが、大人数にそれを行うのはむずかしいので、大人数向けにどのように組み立てていくかが課題だと感じます。

 

是非、たくさん良いセミナーを見て研究しましょう!!

中小企業診断士 独立 172日目 「明日は初セミナー講師」

皆様こんばんわ!haruです。

 

先日はセミナーの中止申し訳ございません。

会場も抑えていたのですが、私の本当にわがままな都合で中止とさせていただきました。

このようなことは2度とおこなさないよう反省しております。

 

そして、明日は初のセミナー講師です。

 

受験校講師も、創業塾等でのサブ講師は何度も経験させていただいておりますが、完全オリジナルのセミナーは初めてなのでドキドキです。

 

テーマは計画策定についてです。

 

本来自分の売りは、地域ブランドや、営業活動なのですがあえて計画策定にしたのは、、、

 

時期です。

 

もうすぐ新しい年を迎える今、計画策定のベストシーズンと言えます。

その理由は3つあります。

 

1、目標の区切りがいい。

 例えば3年間の売上計画等を立てる場合、もうすでにこの期が始まって3か月とか過ぎてしまっているとは、1年目はどうしても「準備」という要素が大きくなります。

ですが、1月から始まる場合、個人事業主様の場合、12ヶ月丸々やることを考えることができます。

 

2、年明けからスタートダッシュできる。

 サラリーマンの方と違って個人事業主の方は、仕事初めが結構アバウトです。もちろん店舗やられている方は、開店準備がありますから、営業再開の前日からというパターンが多いと思いますが、それ以外の場合、正月気分を引っぱりやすくなります。

その時、すでに1月にやることが決まっているとスムーズにスタートを切れますね。

 

3、ポジティブシンキングがしやすい。

 年が変わると気分が変わりますよね。今年思ったような結果に終わらなかったとしても、来年は何となく今年よりいい年になる気がしませんか?

 計画策定のスタートは、「夢を描くこと」です。

この夢にワクワクできなければ、計画は単に数字遊びに終わってしまう可能性が高いです。

私は、会社員時代売上計画策定が大嫌いでした。

「別に達成したって給料変わらないし、というかどうせノルマを押し付けられるし」

なんて考えていました。

 それでは達成しようなんて気はおきませんね。

 

私自身は来年の目標を10月くらいに立てました。

 そして恐るべきことに、そのうちの一つ「商工会議所でセミナーをやる」というのが、すでに叶いそうです。

 

自己啓発本とかで「夢は紙に書くと叶う」と書いてありましたが、これあながち嘘ではなさそうですね。

 

来年もチャレンジ多い年になりそうです。

 

明日のセミナーは少人数なので、実践重視で臨みたいと思います。

少しでも経営者の皆様のお役に立てるようがんばってきます!!

 

 

 

中小企業診断士独立 独立169日目 「セミナー中止のお知らせ」

皆様こんばんわ。haruです。

 

昨日お伝えした、セミナーの件ですが諸事情で開催ができなくなりました。

 

正直かなり悩んだのですが、超直前で開催ができなくなるというのは皆様にも大変なご迷惑をおかけいたすことになりますので、募集開始前に中止という判断をさせていただきました。

 

行きたいと考えてらっしゃった方には大変申し訳ございません。

 

何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。

中小企業診断士 独立168日目 「中小企業診断士試験 2次試験について」

皆様お久しぶりです。haruです。

 

ここ数日、ブログ記事を書こうと書き掛け、削除するの連続でした。

 

というのも今日は中小企業診断士試験の合格発表日

 

去年の自分を思い返すと、

 

「なるべく考えないようにしたい」

 

というのが、本音でした。合格者のブログを見ると、自分もこうなりたい!!と思う反面、不合格かもしれない。。。落ち込む連続でした。

 

何を書いても、受験生の皆様の勘にさわる記事になってしまう。と考えていました。

 

しかし、更新していないにもかかわらず昨日のこのブログに対するアクセス数は通常の4倍程度あり、何か発信したいという気持ちが抑えられませんでした。

 

今年の合格率は19.2%

1次試験に引き続き難関な年となりました。

 

まず残念な結果になってしまった方へ。

 

本当にお疲れさまでした。

 

今現在は、来年の試験どうするかを考えることすら難しいと思います。

 

特に来年の1次試験免除権をお持ちでない方にしたら、なおさらだと思います。

 

まして、私もこのブログで「合格すれば人生バラ色!!」とはまだ言い切れていない状況ですので、またあの苦行と戦うのか、と思うと気が滅入ると思います。

 

私は合格後、様々な方にお会いしてきました。

試験を何回もあきらめ、ブランクもありながら10年以上かけて取得された方もたくさんおります。

 

ですので、「やはり自分の人生に必要かもしれない」と思われた時にまた頑張るというので良いと思います。

 

私も全力でがんばります。あんなネガティブなharuが年収○○円までいったのだから、自分もやってみようかな。とおもっていただけるようこのブログで発信を続けます。

 

すぐに勉強にとりかかると心に決められている方は、今年の試験を振り返るところから始めてみましょう。

 

これはとても気が滅入る作業だとは思いますが、コンサルタントは因果関係の究明、仮説検証が命です。

 

どうして自分の解答が不合格だったのか、または、なぜおもったような解答が書けなかったのか。

 

この解明を疎かにしてしまうと、いわゆる「はまる」という状況になりかねません。

 

しかしこんを詰めすぎないよう注意してください。1年間の長丁場です。

 

そして合格なされた方へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おめでとうございます!!(見たくないという人向けにすこしスペースを空けましたすいません)

 

皆様と一緒にお仕事ができる日が待ち遠しいです。

 

もしかしてharuさんですか?とか聞かれたらうれしくて倒れそうです。

 

 

先日も某書籍を読まれた方からharuさんですか?と聞かれてうれしすぎました。

 

現在セミナーを企画中です。現在1月7日で予定しています。

 

埼玉県上尾市というところでようやく会議室がとれそうです。

 

都心の方や遠方の方にはご不便をおかけいたしますが、参加いただけると嬉しいです。

 

 

合格だった方も、残念な結果だった方もお疲れさまでした!

 

このブログもまだ続きます。今後ともよろしくお願いいたします。

中小企業診断士 独立165日 帰国しました。

皆様こんばんはharuです。

 

香港視察2週間が完了いたしました。

とても身になる2週間でした。

 

アテンドの方も、「こんなマジな集団を見たことが無い」と言っていましたので、そのまじっぷりは引くレベルだったのでしょう。

 

結論から言って「日本はやばい」です。

 

香港、マカオ、深センと視察に行きましたが、彼らのストイックさは凄まじいものがあります。

 

反日感情とかそういうものを超越して、現在「日本食は安全」であるから、日本食にはお金を払ってでも買いたいという意識があります。

 

では最近の日本はどうでしょうか。不祥事が続いています。

 

少なくとも香港においてまだ日本のブランドは生きています、

 

ですが、このままの状況では、本当に日本は売るものが無くなってしまいます。

 

深センを視察して、日本=電化製品という時代は本当に終わったのだと実感しました。

 

深センのレベルは日本の秋葉原のレベルを優にこえています。

 

となると日本のキーワードはもはや安心・安全しかありません。

 

つまるところセキュリティか食しかありません。

 

食は安全を気にする最たるものです。

 

いくら金があっても死んでしまえば、不健康であれば意味がありません。

その意味で、まだ日本は戦えます。しかしながら、日本はいまだに車や電化製品をどうするかに心を砕いております。

 

日本のモデルは今後、フランスやイタリアのように食文化を中心に据えていく必要があると私は考えています。

 

日本の食は、安全性・味ともにまだ世界を凌駕しています。

しかしながら、いまだに日本=電化製品と日本国民が考えていることは大変な脅威です

 

東京だけでなく、地方こそチャンスの時代が来ているわけです。

 

世界に目を向けた地域のグルメが日の目に出る、グルメ戦国時代が到来しております、ここを逃す手はありません。

 

今こそチャンスです。そして中小企業診断士こそこの機会を活かして世界に出るべきだと私は考えています。

 

生産者からすれば、下手に海外にでるより国内を頑張りたいと考えると思うでしょう。

 

しかし、日本国の人口はこれから減少フェーズに入ります。

 

海外を視野に入れなければ現状維持すらできません。

 

頑張る必要があるんです。

 

我々が立ち上がり、サービス・食分野で、日本がまた世界に出る日が近いと考えています。

 

暑苦しい投稿で申し訳ありません。

 

何かの参考になれば幸いです。

 

追伸 海外でのビジネスは自分を変える特効薬になると今回実感いたしました。

私のように、国内で悩まれてる方に特に参考にしていただければ幸いです。

 

 

中小企業診断士 独立153日目 香港二日目 「香港の活力」

皆さんこんにちわ。haruです。

 

現在香港に来ております。約2週間ほど滞在する予定です。

 

某大手物流企業様のご協力で様々な視察をさせていただいておりまして、感謝しかありません。必ずや、日本の良いものをこの香港に持って来たいという想いが強くなっております。

 

香港はとにかくパワフルな場所です。

ある意味歩いているだけで、疲れます。

 

昔、小さかったころ、東京に出てきて歩くだけで疲れる。そんなイメージを今感じています。

 

とにかく大都会です。

そんな香港の活力から日本の産業へのヒントが見えてきます。

 

① 家賃がひたすら高い!!!

 

ビックリするくらい家賃が高いです。

20平米のマンションで家賃30万円とか、今時東京でもそんなのごくわずかでしょう。

だもんで、多くの人が「家賃のために働いている」そんな印象だそうです。

 

これは良くも悪くもハングリー精神が働いてくると思います。

恐らく、日本のマンションに慣れ親しんでしまうと、この水準に住もうと思ったらかなりのお金持ちになる必要があります。

 

安い賃金でもそこそこ暮らせるという日本とはハングリー精神が違うのかなと思います。

 

② 家賃が高いのに、そこに大勢の人が暮らしている。

 

これも目から鱗だったのですが、「家が狭い」ので、あまり家にいたくない。

つまり「外で遊ぶ」らしいです。

 

夜12時でも人がガンガン歩いています。家で狭い思いをするくらいならば、外でお茶している方が快適。→経済は発達

 

強制的にリア充になります。

 

③ 物はすっごい溢れている。

 

コンビニの数やスーパーの数もめちゃくちゃあります。

先ほどの①、②は、発展途上国ではよくある話ですが、ここ香港は超超超先進国です。

 

モノは日本以上に溢れています。

お金があれば不自由なものはありません。

 

つまり「お金」の価値が日本以上に高いということになります。

 

話は脱線しますが、お金の価値は一定ではありません。

無人島で10億円持っていてもお金に価値はありません。

 

モノは溢れている

 

でも物価が高い

 

お金さえあればよい暮らしはいくらでもできてしまうわけです。

 

東京都23区くらいの大きさしかない香港で、この貧富の差は大きい。

しかも労働人口は慢性的に不足していると言います。

 

がんばれば、明日はきっともっと良くなる。

そんな活力を感じました。

 

④一方で不満もある。

 

③と矛盾しますが、今若者の間では「がんばっても浮上できない」という不満がたまっています。

 

これは物価の上昇に賃金の上昇が追い付いていないことが問題です。

投機マネーの流入で、物価はどんどん上がっています。地価に関してはそれを遥かにしのぐ勢いです。

 

問題も多く含んでいるけれど、東京都は明らかに違うエネルギーがここにはあります。

 

私はとても強い危機感を感じました。

とにかく働いている人が若い。どんどん大陸からも人がやってくる。

このエネルギーが本気を出せば、「日本品質」という今日本が強さを誇っているものが崩れ去ることも予測されます。

 

日本に中小企業も、国内だけではもう戦えません。

人口は減少していきます。

 

これから、大手だけでなく、中小企業もこの戦いに巻き込まれるわけです。

 

haruはそんな中小企業を応援する仕事をこれからもっともっとやりたいと決意を固めました。

 

残りの滞在も頑張ります!!!!