中小企業診断士 独立 150日目 売れない時期にどうしのぐか④ 就職する
皆様こんばんわharuです。
今日で独立150日目 つまり約5ヶ月となります。
いろんなことがありました。もう独立してから1年以上たっている気分です。
さて、前にブログでも紹介いたしましたがセミナーをやります。
facebookからのお申込みになります。
なかなか挑戦的なタイトルを主催者がつけてくれました。
本日は売れない時期にどうしのぐか④ 就職する です。
それって敗北宣言じゃないか
とも捉えられるかもしれませんが、私としてはそうは思いません。
もともと中小企業診断士の資格を取得したのは、「現状を打破したい」と考えたからです。
ですから前職より収入や条件がアップするのであれば、この選択もまったくもって成功であると言えるでしょう。
しかし、実はこれなかなか難しいです。
私もありがたいお話しでこのようなお誘いを受けることがありました。
ですが、「副業NG」であることがほとんどです。
つまり、少ないとは言え、今抱えている案件や受験校での講師は辞めざるを得ません。
せっかく築いた人脈を一回リセットしなくてはいけませんし、契約先に対してはとても不義理を働くことになります。
ですので、これは大きな決断が必要です。
まだ周りには、一度独立した後に就職したという方にはお会いしておりませんが、恐らく踏ん切りがつかないという所が実情なのではないでしょうか。
敗北宣言ではありませんが、「中小企業診断士」として独立していることは、終了させるという強い意識が必要ですね。
4回にわたって売れない時期にどうしのぐかを考えてきました。
5ヶ月間の実感として、最初から成功している方は、本当に独立前から助走をつけています。
売れるべくして売れる そんな印象です。
共通点としては、「中小企業診断士」という肩書などなくても「成功」できるが、その一つの要素としてこの肩書を持っている。そんな印象ですね。
皆様も、独立される前には助走を行うことを強くお勧めいたします。
私の最大の失敗はこの助走が足りなかったことだと思います。
運よく飛ぶことができましたが、飛距離は稼げません。
つまりまだまだ「成功者」にはほど遠い状況です。
ですが、今の私は「日本の地域を元気にしたい。」「地域ブランドを世界へ」このテーマを全力で取り組んでおります。
そう言い続けて5ヶ月。いろいろなご縁を頂き、明後日から香港に行ってまいります。
日本の良いものを海外へ。
全力で頑張ってまいります。
中小企業診断士 独立148日 売れない時期に、どうしのぐか 「コンテンツを作りまくる」
皆様こんばんわharuです。
本日は③コンテンツをつくりまくるについて、考えてみましょう。
さて、前回の通り、コンテンツを作るについては「営業」とセットで行わなければ、効果が薄いと思います。
営業は最高のマーケティングチャンスですし、ニーズがわかってから取り掛からないと効率が悪い可能性があります。
ですが、皆様のお時間を少しでもショートカットしていただけるように、haruが感じたこれは押さえておくべき!というポイントをお伝えいたします。
① ターゲットは誰か?
診断士を志す皆様は一度は、勉強している方と思いますが、ターゲットの選定はとても重要ですし、「仕事をくれそうな人」は必ずこれを聞いてきます。
今日もharuは「そんでharuはどんな顧客をつかまえることができたらhappyなの?なんなら紹介できるかもしれないよ」
なんてありがたいお言葉をいただきましたが、ここで「誰でもいいです」というわけにはいきません。
私は地域ブランドのお手伝いをメインとして活動していますが、ここでも新しい気づきがありました。
診断士仲間や、商工会・商工会議所の方々、行政の皆様には「これで」通じます。
つまり質問のされ方も「専門はなんですか?」と言われることが多いので「地域ブランディング」や「地方創生」です。で通じます。
しかし、「地域ブランディング」や「地方創生」の業界の中に入ってみると、そのなかでも「専門はなんですか?」と聞かれます。
細分化のさらに細分化ですね。
本当にぺルソナにまで落とし込めないと厳しいです。
② あなたがその専門家である根拠は?
これもつらい質問です。例えば私が地域ブランド構築の専門家なんていっても、ミュージシャン時代から地域密着でやってきたからその内情を知っているという程度で、「神戸ビーフ」をつくっただとか、「夕張メロン」を世界に広めたなどの実績があるわけではありません。いかに根拠づけできるかが、現在のテーマの一つになっています。
③ それオリジナル?
研修・セミナー講師系でよくぶつかる質問です。
はっきり言って完全オリジナルなど不可能に近いです。ほとんどが言い古されているノウハウに実体験と一つまみのエッセンスをかませたものが世の中のノウハウの大半でしょう。
いかにオリジナリティを出すかというのも難しいテーマです。
④ で、いくら?
つらい質問です。これに関してはまた機会を設けて書きたいと思いますが、値付けは本当にご自身で根拠づけをしながら設定していく必要があります。
以上のような点に注意しながら、コンテンツ作りを行って頂きたいとおもいますが、なにしろ一番の問題は、コンテンツを制作している間、収入がゼロになってしまうことです。
売れない可能性もあります。もはやメンタルとの闘いです。
そして「アルバイト」という①の選択肢が頭にこびりついていくわけです。
なんとか最低限の収入を確保しつつ②、③を回していくことができたならば、いづれ生活は安定する可能性が高いですが。
これがいわゆる「3年間の壁」というやつですね
なんとかこれを回しながら3年間食いついでいく必要があります
そして次回は、④就職する について考えてみたいと思います。
中小企業診断士 独立146日目 「売れない時期をどうしのぐか②」
皆様こんばんわharuです。
今日は二つ目、「営業をしまくる」について考えてみたいと思います。
まず「この営業をしまくる」ですが、デメリットもあります。
しかし、絶対に必要です。
この段階で、うわー。営業が嫌で資格を取って独立したのにー。
と思われる方もいらっしゃるかと思います。
はい。私もそうです。
私も「押し売り」は大嫌いです。ノルマに追われて必死に営業をするのは本当に心を病みます。
この「営業」の目的は、「マーケティング」です。
結論から申し上げて、私は9月の段階でもう周りが引くくらい営業に奔走していました。
その結果わかったことがあります。
それは「私は売るものがない」ということです。
師匠の下、様々なクライアント様に訪問し、そこで得たノウハウを体系化し、私なりには、「十分コンテンツがある」状態だと思っていました。
しかし、それをもって営業に行くと、「なぜあなたからそれを買わなくてはならないのか?」という質問を何度も言われました。
※もちろんここまでストレートではありません。
例えばですが、「あなたは自動車保険に入らなくてはなりません」と言われたとします。
うん。そうだ!自動車保険は必要だな!と思ったとします。
そしてインターネットで検索したら、
下の3つがヒットしました。
①「保険の代理のプロ。この道30年。他よりトータルで100万円安くなる方法を知っています」という代理店
②「口コミだけで、過去1000人に販売。保険会社ともめたとき、間に入って仲介するプロとして全国で知られています」という保険相談のカリスマ
③「最適な保険を提案できます。是非ご相談ください」
となった場合、③が選ばれる可能性は極端に少ない。
そう③こそが私です。
①ならば、「得をすることができる」という便益を説得力を持って説明できます。
②ならば、「不安なことを解決すること」という便益を説得力を持って説明できます。
③ならば「最適な提案をしてくれるらしい」でも「なんで?」
この「なんで?」の部分が決定的に抜けていました。
それを気づかせてもらったのが営業だったわけです。もちろんここまで単純ではないですが、営業を行うことで、実際ターゲットは「どんな潜在的ウォンツ」を持っているのかの仮説を立てることができました。
はじめから部屋でうんうん言いながらコンテンツを作っても、実際営業に行ってみたら全然的外れだったという可能性があります。それはあまりにも遠回りです。
しかも営業はやればやるほど慣れていきます。
フリーランスである以上、営業活動は強制されるものではありません。
売らなくては!と考えるから苦しくなるので、マーケティングの立場で考えてみると気持ちが少し楽になります。
そして最後に営業しまくるのデメリットを挙げるとすると、
① いったん断られると、再度行きにくい
② コンテンツもなく行ってしまうと「あいつは使えない」というレッテルが貼られてしまいます。
ですので、「適度に営業し、コンテンツを作る」のがベターだと思います。
次回は③「コンテンツを作る」について考えてみたいと思います。
中小企業診断士 独立144日 「売れない時期をどうしのぐか①」
皆様こんにちわharuです。
最近はようやくメンタルも安定してきましたので、上記のタイトル「売れない時期をどうしのぐか」について考えてみたいと思います。
私は先月この問題に直面していました。もちろん売上がゼロということではないですが、予定よりも売り上げが上がってこない。このままでは年間の売上目標に届かなくなる。。。と焦っていました。
そこで、「売れない時期をどうしのぐか」みたいなことをgoogleでずっと検索していました。ダークですね。ネガティブですね。
そうすると、割と皆さん同じような気持ちなのか、様々な記事がありました。
そして行き着く先は4つの選択肢しかないことに気が付きます。
① バイトをする
② 営業をしまくる
③ コンテンツを作る
④ 就職する
それではひとつづつ見ていきましょう
①バイトをする。
一番手っ取り早く収入を確保するとすればアルバイトでしょう。
ここで自分がいかに傲慢になっていたかを気が付くことができました。
「士業だから。。。」という気持ちは持ってはいけないと常々自分に言い聞かせていたつもりですが、埼玉の平均である時給1000円を見て、「安い!」とおもってしまいました。
これは大きな気づきだったと思います。経営コンサルタントだから「時給は高くなくてはいけない。最低3000円だ!」という思い込みにとらわれていたことに気が付きました。
アルバイトに関しては、コンサルタント業ではネガティブに捉えられることが多いですが、考え方次第だと思います。私は飲食店のコンサルが多いですが、あえて今飲食店でアルバイトするという経験は、とても役に立つような気がします。ノウハウを色々作ってみましたが、机上の空論になっていないか。経営者側ではなく、従業員側はどのような気持ちになるのかというのは、とても大切な気がします。
しかしもちろんデメリットもあります。haruは中小企業診断士としては比較的若手ですが、34歳です。この年齢で雇ってくれる飲食店が果たしてあるのかという問題や、
なにより、「本業の稼ぎ」にはつながりにくいということです。
当然時間は取られますので、研究等につかえる時間はなくなります。そして、販路開拓を期待するのは期待薄でしょう。さらに、自分が何者なのかわからなくなります。
また、万が一クライアント先にばれたら「あの先生食えてないのに偉そうに言いやがって」と思われるでしょう。
ですので、やるにしても①期間を決める、②バイト先は選ぶ(ある意味クライアント先を少し手伝うというのも面白いかもしれません。または身内の店を手伝うのが正解でしょう)③目的をもってアルバイトをする。
ということが求められると思います。
しかし矛盾するようですが、アルバイトは「最後の手段」と考えるべきだと思います。
片手間でやれるほどビジネスは甘くありません。どうにも資金がショートしてしまう。そして本業のノウハウに直結するといった特殊な場合以外は、安易に手をだすべきではないと思います。
次回は、②営業をしまくる について考えてみたいと思います。
中小企業診断士独立 142日 「中小企業診断士を名乗るかどうか」
皆様こんばんわharuです。
さて今日のお題は「中小企業診断士」を名乗るかどうかです。
というのも、かなりまことしやかに言われていることですが、稼いでいるコンサルタントは、「中小企業診断士」という肩書を名乗ることが少ないという噂です。
私も何人かですが、このような方を知っています。
とはいえ、名刺の裏面とかの「保有資格」に中小企業診断士とは書いてあるので完全に名乗らないというわけではないようですが、あまり全面に出さないといった印象を受けます。
理由はいろいろあると思います。
まず
①中小企業診断士がなにをする人なのか、いまいちよくわからない。しられていない。
中小企業診断士という名前を聞いたことがないという人がまだまだ多数派だと思います。
しかもおそろしいことに、「大企業」では割と知っている人がいて、「中小企業」では少ないというかなり本末転倒な現象が起きています。
知名度向上のため、バッジのデザインを変えたり診断士の日を制定したりと協会も頑張っていますが、ある意味「やることは自由」な資格のため、他の資格のように市民権を得るにはまだ時間がかかりそうです。
そのような状況なのであえて中小企業診断士を前面に出さず
「売上アップコンサルタント」
「ITコンサルタント」
「人材育成コンサルタント」
というのを前面に出すのかもしれません。
②本人自身も自分の事を「中小企業診断士」と捉えていない
よく聞くのはこのパターンです。
どういうことかというと、例えばTOEIC990をもっていても自分の事を
「TOEIC990のharuです」
とは名乗りませんね。
つまり「中小企業診断士」は自分のビジネスの中の一部の要素でしかないと捉えているわけです。
肩書はプロモーション・ブランディングプロデューサー
デザイナーでもあり、プロモーション・ブランディングをコーディネートもするし、さらにそこに経営の知識を入れる。
どの要素が一番大切というわけではないから、あえて書かない。
または、
肩書は経営コンサルタント
保有資格は FP1級 税理士 中小企業診断士
などなど
色々ありますね。
ちなみにharuはどうかというと
めちゃめちゃ名乗っています。しかしシチューエーションによります。
最近多いのは「地域創生、地域ブランド構築を専門とした中小企業診断士です。」
「単にブランドをつくるだけでなく、経営的な視点を重視してご支援しております。」
というのが多いです。
皆様はどのようにされていますか?
中小企業診断士 独立140日目 「絶賛インプット中」
皆様お久しぶりです。haruです。
今週から「ふるさとグローバルプロデューサー」の研修が始まり、絶賛インプット中です。
貿易実務を学んでおります。
私の専門性は「地域創生」ですので、これにさらに専門性を磨くべく、勉強をしております。
今回こういった研修に参加して思うことは、ポジショニングって大切だなということです。
普段診断士に囲まれていると「診断士」自体には希少価値がありません。
ですが、他の方々と一緒に仕事をすると、診断士自体の価値(事業計画が作れる、お金の計算ができる、マーケティングの基礎があるなど)はとても有利に働くのだなと感じます。
つまり「診断士」があまりいない業界で、診断士のスキルが役に立つところを探すことが何より大切なのだなと思います。
また面白いことに、今回の研修で私が書いた本を読んでくださった方に偶然お会いして、とても新鮮な気分になりました。
「いやーharuさんの記事には助けられましたー」
うれしいですね!!!
今回の目的は営業ではなく、あくまでインプットですが、再来週には海外にも行きますので、海外マーケティングとはどうやればいいのかを模索してきます。
少し診断士活動はお休みな記事が続くと思いますが、何卒おつきあいください。
中小企業診断士 独立 135日目 「動けば、やはり動きがある。」
皆様こんばんわ。haruです。
絶賛コンテンツ量産中です。
どんな風な1日かというと、
1、本を読む
2、自分の体験で同じようなものがなかった考える。
3、似たようなことがあったと気が付く。
4、しかしやはり現実は本の通りではなかったことに気が付く。
5、ではどう解決したのか
6、体系化できないか検討する。
この繰り返しです。
今日はクライアント様との面談があったのですが、セッション中も「このセッションで新たな気づきがないかな?」とずっと考えながら行っています。
もうとにかく沢山コンテンツを作り、それをアーカイブし、体系化させる。
この繰り返しです。
うん。作曲のサンプリングの作業とすっごい似てます。
haruの作曲の手順なんてこのブログの読者の方には全く興味がないと思いますが。。。
1、ラジオそのほかでかっこいい曲を見つける。
2、フレーズを抜き出す。
3、ギターで弾いてみる。
4、MIDIでパソコンに打ち込む
5、コードを変える。
6、ストックする
7、様々なアイデアを貼り合わせて曲を作る。
、、、。はい。恐らく皆様にはささらない内容だったと思います。すみません。
とにかくポイントは「いきなりオリジナルで作ろうとしない」ことです。
もちろんパクリはだめだと思います。というかだめですよね。
でも、同じゴールでも、そこまでのパスが違えば新しい手法になりますよね。
それと、実際に本とかに書いてあるノウハウを試すと、自分なりに少しアレンジしますよね。
それを書き出して、また試すと、やはりそのときも少しアレンジしているんです。
伝言ゲームよろしくこれを繰り返していると、オリジナルのノウハウと全く違うやり方になっていたりするんですよね。
めっちゃ面白いです。
そして、楽曲と同じことは、「いいな」と思うノウハウはやはり誰かに伝えたいという欲求がわいてきます。
認められなくてもいいから、試してもらいたくて仕方がない。
そんなゾーンに現在はいりつつあります。
この調子で年内は修行僧のようにコンテンツを作り続けます。