中小企業診断士 独立 79日目 「今年平成28年度の1次試験について」
みなさまこんにちはharuです。
今年の1次試験は大荒れでしたね。まず情報システムの4点もの得点調整が入りました。
これは恐らく、平均では60点超えているのに、情報システムで足切りが続出したことによることだと思います。
科目合格制度があるのにも関わらず、この難易度の差はおかしいと皆様おっしゃっている通り、この試験自体の在り方が今後変わってくる可能性がありますね。
確かに、私も実務を行っている中でITに関するご相談はとても多いです。
しかし、リアル中小企業において直面している問題で一番多いのは
「ホームページを作ったけれど集客できない。。。。」
だったり
「SNSってどのように使う?」
といった基礎的な質問だったりします。
だからといって試験の知識が役に立たないかというとそうではなく、
IT企業のご相談のとき「そもそも経営の専門家として相談の土俵にのれない」というのは大問題なわけです。
試験を作る先生からすれば、「これくらい知っていて当たり前」という理解なのでしょうね。
一次試験突破された方、今年の2次試験はさらに大荒れになる可能性があります。
まず中小企業、そして小規模事業者をとりまく環境(施策も含めて)大きく変わっている現在、どのような問題が出るか見当もつきませんし、
過去問が参考にならないという事態も予測されます。
大切なことはアンテナを高く持つことだと思います。
1次試験の復習はとても重要な意味を持ちます。
「今年の1次試験受かったのだから、これくらいの知識あって当たり前」という前提で来られる可能性もあります。
ぜひ一度1次試験の復習もお勧めいたします。