中小企業診断士 独学 「4月から中小企業診断士の学習をスタートされる方へ」
みなさんこんにちわ!haruです!
相変わらず、トップの写真と内容のリンクが薄いですね。この写真は3年前の今頃山梨に行った時の写真です。あのころは若かったなぁ。
さて、本日のお題は「4月から中小企業診断士の学習をスタートされる方へ」です。
4月は環境が変わる季節。新入社員の方は意欲に燃えてるでしょうし、異動で「経営知識が必要になった」と言う方もいらっしゃるでしょう。
そして、何かをするか。
今やたらビジネス誌では取り上げられる資格「中小企業診断士」に挑戦しようと考えられる方も多いと思います。
中小企業診断士試験の概要は、もはや言うまでもないですが、
1次試験は8月にあります。
正味4ヶ月で、1次試験を突破できるか。率直に言って「超しんどい」です。
もちろん4月からスタートして、2次試験まで突破したツワモノも仲間にいます。
私も本格勉強スタートは3月でしたので、可能かとも思います。
ですが、やはり不利であることは間違いなく、一番怖いのは「あーやっぱ無理だわ」と試験自体を断念してしまうことです。
一度断念してしまった試験を再度受けようと思うのは、メンタルの壁をかなりぶち壊す必要があるので、リスクが高いとおもいます 。
ですので、おすすめするのは
〇 計画的2年戦略
〇 関連性の高い資格の取得
です。
このブログでは何度も触れておりますが、中小企業診断士の1次試験は、科目合格制度があります。今年の受験では7科目すべてを取りに行くのではなく、できれば
・ 経営法務
・ 中小企業白書(7科目目)
・ 経済学
・ 情報システム
の4科目の科目合格を狙ってください。
試験までの期間を考えると、3~4科目に絞って勉強することが有効かと思います。
2次試験に関連の深い試験科目は来年まで手をつけず、4科目に集中しましょう。もし4科目全部取れれば、来年はとても楽になります。
しかし、2年間の長丁場となるとモチベーションを維持するのがとても大変になります。そこで関連性が高く、取得が比較的容易な試験を突破することで、成功体験を身につけ来年の本番に勢いをつけましょう。
例えば
4月~8月 1次試験 4科目集中
9月~10月 残り3科目学習開始 簿記2級学習開始
11月20日 簿記2級試験
2月15日 販売士2級試験 もしくはFP2級でもよいと思います。
2月~ 試験学習本格スタート 可能であれば2次試験対策平行
うん。理想形だ。
簿記2級とFP2級をもっていれば、「財務・会計」はかなり有利になりますし、2次試験事例Ⅳでも有効です。
販売士も「運営管理」と関連性はありますが、簿記ほどでないので、販売士2級はパスでもよいと思います。もし経営法務を落としている場合、ビジネス法務検定2級という選択肢もありだと思います。
これはリスクヘッジにもなります。
中小企業診断士試験は2次試験がかなり厄介な性格をしていて、はまる人は実力者でも複数年合格までに必要としてしまいます。
そんな中、「私の3年間はいったい。。。」
とならないように、振り返ってみたら
簿記2級
販売士2級
ビジネス法務検定2級
FP2級
を持っている。となれば、スキルアップを実感できるとおもいますし、冒頭にあげた新入社員の方が、入社3年目でこれだけ多様な資格をもっていれば、会社から熱い視線を向けられるかもしれません。