中小企業診断士、合格後すぐに独立したらこうなる

中小企業診断士で独立をお考えの皆様、受験を目指す皆様。コネなし、専門性なしでいきなり独立するとどうなるかを赤裸々に書いていきます。皆様の人生設計の一助になれば幸いです

中小企業診断士 独立285日目 独立を行うために絶対に必要なこと

皆様こんばんわharuです。

 

諸事情により、というか操作ミスで書いていた記事が消滅しました。ショック大です。

せっかくなので、全く違う記事を書きます。

 

独立を行うために絶対に必要なことを本日はお伝えしていきます。

 

それは、テストをしてみるということです。

 

いきなり独立すると私のような状況になります。

独立1日目から振り返ると、まず中小企業診断士の仕事自体が全く分かっていなかった。

 

どんな仕事があって、どんな仕事ならどれくらいの報酬相場があるのか

 

そんなことすら分からないまま独立してしまいました。

 

つまり事業計画がゼロだったわけです。

 

そんな事業うまくいくわけありません。確かに独立1ヶ月から3か月はラッキーパンチが当たりまくりました。

 

いわゆるビギナーズラックってやつです。

 

当然ですが、そんなラッキーは続きません。

 

そこから苦しい独立4ヶ月目から6ヶ月目を送りました。今思い出しても震えがきそうです。あの頃は本当に毎日つらいつらいと感じていました。もうすぐ我が子も生まれてくるのに、父さんほぼプー太郎だよって感じていました。

 

自分自身のコンサルティングが始まったわけです。

 

現状をひたすら分析して、何か少しでも生かせる自分の強みは無いのか、

どこかにチャンスは転がっていないのか。

そういったものを自問自答し続けました。

 

専門家登録の要件も満たしていなかった私は、公的診断の仕事も取れません。

セミナーもやったことありません。

実績も、特筆すべきノウハウもありません。

 

絶望しかなかったです。

 

しかし、独立してしまった以上後戻りはできません。

そこで、コンテンツを作りまくっていました。

 

ある意味開き直りというか、「初歩の初歩」「基本の基本」「入門編」といったコンテンツに絞ろうと心に決めたわけです。

 

専門性が無いという弱みを逆転の発想で活かそうと決めました。

「専門知識ゼロ!それでもブログを月間1万PVにした方法」

「数字が大きらいっだった私が、補助金申請まで通せるほどになった計画策定法」

 

など、とにかくコンテンツを作りまくりました。

 

不思議なもので、お世話になっている方から「ほぼボランティアになっちゃうけれど、セミナーやってみる?」とかのお誘いを受けて、このコンテンツたちを披露する機会を頂きました。

 

さらに、チャンスとあらばどこへでも行きました。プレゼンをする機会をいただけたら儲けものくらいの気分でした。

 

1分用、3分用、5分用と作り上げていきました。

 

もちろんセミナーを専門でやられている方からは、「コンテンツが弱い」との指摘も受けました。「haruにしかできないものでないと価値は低い」とも言われました。

 

しかし、無いものはないし、できないものはできないのです。

転記が訪れたのは2月に入ってから、つまり独立7か月後あたりです。

 

本当に地道な活動が功を奏し、仕事を頂けるようになってきました。

 

それは、あの「入門コンテンツ」群だったわけです。

 

まだ起業したての会社をharu支援してみない?とか、協会の会報誌に投稿した記事を見ていただいた方から、あの話セミナーでしてみない?とか、専門用語使う先生以外でお願いしたいって依頼があって。。。とか、年齢が近い先生を探していて、とか。

 

あの頃いただいたメールや電話を思い出すたびに涙が出そうになります。

 

安堵というか、ようやく少しだけ光が見えてきたそんな気分でした。

 

そして、10か月たった今、はっきりと断言できることは

 

コンテンツの準備も、プレゼンも独立する前でもできた

 

ということです。

 

もしそうであれば、きっともっと気持ちにも余裕があったと思います。

テストも十分できたはずです。

 

2ヶ月に一回有給使うのなんて、絶対できたはずでした。

 

それでも飛び込んでしまった。

 

皆様にはどうか同じ体験をしてほしくないです。

何かの参考になれば幸いです。