中小企業診断士 独学 「過去問はいつやるか」
すっかり春になりましたね!haruです。
外が天気よくて、桜がきれいだと家の中や、図書館等で勉強をするのは苦痛ですね。
思い切って「2時間全力で花見」とか去年やった気がします。
地元が結構桜の観光地だったので、2時間でもかなり堪能できました。お酒が飲めないのは残念でしたが、ある意味写真をとったり香りを堪能したり、例年とは違う花見を楽しめましたよ。
さて、今日のテーマは「過去問をいつやるか」です。
私は過去記事でも触れている通り、かなり序盤から過去問を解いていきました。
ただ、「力試し、1人模試のため過去問はやらずにとっておいている」という意見も結構あるようですね。先日も過去問をいつやるか悩んでいるという相談をいただきました。
私としては、今すぐにやるべきだと思いますが、力試しの為にとっておいているという気持ちも理解できます。
過去問は最高の教材であることは異論はないと思います。公式テキストも、公式問題集もないこの試験。唯一本試験の作問者がつくっている問題はやはり過去問しかありません。
であるならば、総仕上げにこれをやりたいという気持ちは痛いほどわかります。
ですが、まず認めなくてはいけない事実があります。
「過去問と同じ問題は絶対に出ない。」
ということです。
同じ問われ方や同じ論点という意味ではありえます。但し同じ問題は出ません。
ということは、過去問から得るべき情報は
- レベル感
- よくとわれる論点
- タイム感
- 試験での文章の作り方
だと思います。
まず①のレベル感は、全科目に共通する情報です。
ただし、これは以前の記事でもかきましたが、比較的簡単な年と、爆弾の年があります。
であるならば、「絶対にとらなくてはいけない問題」のレベル感を取ればいいことになります。
②のよく問われる論点については、かなりの研究が必要です。個人的な見解として、この研究だけで1ヶ月以上はかかりました。研究→自分の中で吸収することを考えると、最低でも6月までには一通り、過去問を終わらせておく必要があります。
とっておくにしてもGW明けには少なくとも1周目に手をつける必要はあると考えられます。
③タイム感
これは1回しか使えません。
ですので、初めて過去問に着手するときは、まだ事前学習の仕上がりが100%ではないとしても、必ず時間を測って行いましょう。
2周目以降は「選択肢を見る→問題を見る→考える→解く」というプロセスの中で「考える」という工程が圧倒的に短縮されます。
理解しているかどうかというより、覚えているか、いないかという問題になってしまうからです。
必ず時間を測りましょう。
④の試験問題の文章の作り方にかんしては、特に「企業経営理論」で問題になります。
とにかく設問文が長いです。問題によっては問われいることが分らないという問題すらあります。
知識だけでは解けず、国語力だったり、理解力まで問われます。
ですので、この形式に慣れる必要があります。
というわけで、結論として過去問をぎりぎりまで取っておくのは、得策とは言えないと考えられます。GWまでにとりあえずテキスト、問題集を終わらせ、GWから本格的に過去問に取り組むのが一般的でしょうか。
もちろん今すぐに過去問に取り掛かることもいいと思います。
というか私は、取り組んでおりました。
では、試験直前の力試しはどのようにやるか。これに関してはまた改めて書いていきたいと思います。