中小企業診断士 独学勉強法 「転職に使える資格なのか」
みなさんこんにちわharuです。
さて今日は「モチベーション」に深くかかわってくる問題である、中小企業診断士は転職の有効性について考えてみたいと思います。
思えば受験生時代
「診断士などとっても食えない」「転職にも有利ではない」「独立はとても難しい」
などなどインターネット上に溢れ返る言葉を目にして、著しくモチベーションを下げた時がありました。
こんなに苦労して、いろいろ犠牲にして、待っているのは単なる徒労に過ぎないのかと思うと、勉強をする気がなくなり「やめちゃおうかな。。。」って思うときがありました。
「診断士などとっても食えない」
はっきり言って、当たり前の話です。中小企業診断士は別に公務員試験ではないので、自分が中小企業診断士を取ったことを世間に対して発信していかなければ収入には結びつきません。ですが、「意味のない資格か」と問われれば大いに疑問です。
まず、様々な業種の人と会えます。そして経営者にも会うことができます。いわゆる人脈づくりが「かなり容易である」のです。
サラリーマンの方でも、「飛び込み営業」で相手から名刺を頂くことが、どれだけ難しいかご存知だと思います。その最初の一歩を難なく突破できます。
これは一度でも起業されたことのある方には、どれだけのアドバンテージがあるかご理解いただけると思います。
さらに本日のお題である「転職」を考えた場合、
おそらく、正攻法の転職活動では、そこまでの威力を発揮しないでしょう。(もちろん資格欄に記載できますし、評価の高い資格であることは確かですが。爆発的とは言い難いです。)
ですが、先ほど言った通り、人脈ができ、中には管理職の方も多くいるわけです。
私自身「転職とかも視野にいれているんですよー」なんて雑談で話していただけで、「うちに来れば?」なんてありがたいお話をたくさんいただきました。感謝しかないですが、これは絶対に資格をとっていなければありえない話でした。
また「独立が難しい」というものも、視点を変えてみましょう。
他の士業とちがって診断士は「経営」を領域にしているわけです。
「士業として独立」は今のご時世難しい。
ですが、裸一貫で独立するのと、「金融機関との交渉に対してアドバンテージがある」「補助金の申請に関して知識がある」「説得力の高い事業計画書を作れる」状態での独立でどちらが、スタート期有利かは言うまでもないと思います。
ビジネスを興したい方には、確実に有利に働く資格だと思います。
もちろんもうやりたいビジネスが固まっている方は、資格取得などかったるいことはなさらず、「診断士を顧問にする」という手のが時間もお金も節約できます。ただし、「いつかはビジネスを作りたいが、やりたいことがみつからない」
「とりあえず経営とは何かを知りたい」
という方には絶対役に立つ資格だと思います。