打倒1次試験 企業経営理論 2
「企業経営理論は割と好き、でも過去問が解けない」
このパターンに陥っていませんか?私は陥っていました。
一見暗記科目にみせかけて実はそうではない。
「アンゾフの成長ベクトルの正しいものは?」とか「SWOTのWって何?」とかそういう問題はほぼ出ません。
おそらく7科目で一番設問が長く、どちらかというと現代文とか自動車免許試験のような「間違いさがし」みたいなニュアンスが大きいです。
では、どうするか。
私がやった方法は、過去問の「間違った選択肢」をどのように変えられれば正答の答えになるのかを考えるってことです。
過去問も問題集も大方3周くらい回すと答えを覚えてしまいます。その後も回すのは単なる作業となってしまうためあまり効率がよいとは言えません。
「答えは選択肢の2だけど、1はここを直せば正解、3はこう。。。」などやっていくと完全に理解できたことになります。
過去問と同じ問題はでませんが、論点が同じ問題はたくさん出ます。というかそれがほとんどです。ただ、一見同じ問題に見えません。
ですので、試験中に考えるという作業が発生します。つまり設問を読む、論点を抽出する、考える、そして選択肢で迷う。という思考回路になります。これは脳が非常に疲弊します。
そうではなく、「はいこのパターンね。っていうこと導くべき解答はこう。さて、一番近い選択肢を探しますかね」っていう状況に持っていくことがベストです。これだけで、最低足切の点数くらいはクリアできます。そして残り20点分脳が疲弊する作業をする。100点をとる必要はありませんし、とるのはほぼ不可能です。
データをとっていないので、説得力にかけますが、初見のパターン(論点ではない)が必ず1問、2問あります。
これをどうするか。捨てます。(とはいえ何かしらにマークしましょうね)
これくらいの戦略でいかないと、1時間半で疲弊しきって、運営管理のころにはHPほぼ0で挑むことになります。
また、もう一つ有効な戦略として、「2択に絞る」ということです。
これは全科目に共通しますが、「いかに2択に絞れるか」ということがキーワードになってきます。
大げさな話「2択」にまで絞れた問題が10問あったとして、1問も正解していない可能性は極めて低い。そして対策をしっかりとっていれば、解答候補から外せる選択肢は必ず見つかります。
そして「ちょっとくさい選択肢」「あってそうだけど、言い回しがあやしい選択肢」という風にグルーピングしていくと、自分の解答のスピードが上がっていきます。
是非お試しください。