中小企業診断士、合格後すぐに独立したらこうなる

中小企業診断士で独立をお考えの皆様、受験を目指す皆様。コネなし、専門性なしでいきなり独立するとどうなるかを赤裸々に書いていきます。皆様の人生設計の一助になれば幸いです

中小企業診断士独立 273日目 また新しい動き

皆様こんにちはharuです。

 

季節の変わり目に極端に弱いharuは、この一週間頭痛と戦っておりました。

頭痛って本当にきついですね。

 

そんな中新しい動きが増えてきました。

まず、今までご支援の経験がなかった場所から、支援依頼が来たり、ご無沙汰していた方から連絡を頂いて、またお仕事になったりとうれしい春のお便りをいただいております。

 

今回自分の中で「3か月ルール」という法則ができつつあります。

 

それは、営業というかアクションを起こしてから反響が起こるまでにだいたい3か月かかる。ということです。

 

よく考えると、今現在のうれしい状況は、仕事が激減して悩みに悩んだ12月の動きが功を奏しているといった印象があります。

 

11月にふるさとグローバルプロデューサーの研修で、診断士の活動を丸々1ヶ月ストップしてしまった影響で、12月は信じられないくらい超暇人になりました。

 

よく考えてみると、1月もそんな状況だったわけですが、こちらは妻の出産のばたばたであまり暇人という感覚はありませんでした。

 

そして超暇人とは言え、「休むことができない」というジレンマがあります。

 

忙しければ「助けてくれ」という心理状況になりますが、暇だと「不安で仕方がない」という心理状況になります。

 

つまり、心が休まるときなどないのです。

 

おそらく、これが3年くらい経過すると、だいたいの1年間の流れが見えてきて、「今は英気を養うとき」とかのタイミングもわかるのかもしれませんが、まだまだ駆け出しですので、そんなことわかる由もありません。

 

話がそれましたが、12月に何を行っていたかというと、営業活動を行っていました。

 

この時は、利益度外視でいろんなところに顔を出したり、セミナーをやらせていただいたりしていました。

 

12月、1月は、まるで反響がなく、営業など無駄なのではないかと考えていました。

 

最近のブログでも飛び込み営業は、効率が悪いと私自身書きました。

 

しかし結論はこうです。

 

営業は効率は悪いけれど、ボディブローのように効いてくる

 

です。

 

効率が良いのは間違いなく紹介です。これに異論は今でもありません。しかし紹介してくれる人を探すのはやはり営業なわけです。

 

さらに言うと、営業活動は「成功or失敗」ではありません。

 

こんな当たり前の事を最近の状況の中で気が付きました。

 

目の前の利益だけを追ってしまうと、どうしても営業は後回しになります。

 

しかしこれではどう考えても先細りになってしまいます。

 

営業、商品企画、商品づくり、調査、作業 これらをバランスよく組み立てる必要があることに気が付きました。

 

おせーよって感じかもしれません。普段経営者の皆様にお伝えしていることそのままです。

 

一日の使い方、一週間の使い方、一ヶ月の使い方、一年間の使い方

 

これらを日々考え、PDCAを回していく必要があるのだなと考えました。

 

明日から工夫していきたいと思います。

 

中小企業診断士 独立265日 診断士試験を勉強されている皆様へ

皆様こんにちはharuです。

 

3月も中旬ですね。診断士試験の1次試験に向けて頑張られている方々は、残り5ヶ月です。ここで少し気分転換の話題を一つ。

 

なぜ診断士を取得しようと思われましたか?

 

勉強が長くなってくると、この動機の部分が忘れられがちになります。

そうすると、ただつらいだけという日々を過ごすことになります。

 

さて、話は変わりまして、ストレスが少ない人は怪我も治りやすい。

 

そんな事実があるってご存知でしたか?

 

明石家さんまさんは、怪我のなおりがめちゃくちゃ早いらしいです。

 

そして、ストレスが少ない人は勉強もはかどる。という当たり前の事実があります。

 

スパルタ教育って実は勉強にはとても非効率なんですよね。

 

合格可能性が低いと判定されると、人は「心配」が心を支配します。

 

こういうときって頭に何も入ってこないんです。

 

ですから、私がお勧めしたいのは「なぜ診断士をめざしたのか」この理由を定期的に思い出していただきたいと思います。

 

独立したいのか、

 

転職したいのか

 

今の職場で活かしたいのか

 

もし、診断士に合格したらどんな毎日が待っているだろう。

 

そんなことをワクワクしながら勉強すると、とてもはかどります。

 

実際に私がそうでした。私は独立までは実は考えておらず、転職ができたらいいなと思っていました。

 

中小企業診断士の勉強で学んだことを活かして、中小企業の経営企画室のようなところで働けたらどんなにクリエイティブだろうと考えていました。

 

そこで10年くらい実績を作りまくって、独立して地元に貢献したいっ!という野望を持っていました。あまり年収とかは意識しなかったですね。

 

そう考えると、勉強が楽しくなるんです。

 

ふむふむ、まったくITに無頓着な会社だったら、自分が情報システムの窓口になれるな。VPNとかPaasとか良さそうだな。

 

ベンチャー企業だったら会社法の知識が絶対役に立つな

 

製造業なら、運営管理知っておくべきだな

 

などなど、未来の自分を想像して(妄想して)にやにやしていました。

 

資格を取ったからと言っていきなりそんな抜擢はないかもしれませんが、今の毎日よりもきっとワクワクできる毎日が待ってる。

 

そう想像すると、勉強がとても楽しかったです。

 

真面目な方は、ストイックに学ぼうとできてすごいと思います。

私にはそれは無理でした。

 

もし今勉強に行き詰っている方がいらっしゃれば、「なぜ自分は診断士を目指したのか」を是非もう一度考えてみてください。

 

頭がスッキリするかもしれませんよ。

 

何かの参考になれば幸いです。

 

中小企業診断士 独立 260日目 独立前にしておくべきこと

皆様 こんにちは!haruです。

 

今日は、「独立する前にしておくべきこと」についてお伝えいたします。

私自身が「ああこれやってから独立すればスムーズだったなぁ」ということについてお伝えいたします。

 

1、実績を積むこと

中小企業診断士の仕事自体は、副業でできるほど甘いものではありません。

当たり前ですが、安くないお金を頂くわけですから、顧客からみたら片手間でやられたらかちんときますね。

 

しかし、実績を作っておくことはとても大切です。

なにも、診断士の仕事に限りません。

 

現在営業でいらっしゃる方は、とんでもない売上実績を残しましょう。

そして、そのノウハウ形式知化します。

 

さらに自主セミナーとかを行います。

お金に余裕がある方は、自費出版で本まで出してしまえれば鉄板です。

 

独立後は「営業支援」という専門性をもってスタートできます。

 

商品企画のお仕事ならば、ヒット商品を作りましょう。

 

何が言いたいかと言いますと、

独立後のプロフィールに記載できることを作りましょうということです。

 

独立後、プロフィールは爆裂重要です。

履歴書の比ではありません。

 

ですので、まず現在の段階でプロフィールを作ってみることをお勧めします。

 

これは私が、創業塾等でお伝えしていることにとても近いです。

 

どんな人間なら発注が来るのか。

どんなプロフィールならば発注が来るのか。

 

これを意識した上で、独立までの毎日を過ごすのとそうでないのでは、天と地ほどの開きがあります。

 

給料のために頑張るのではなく、プロフィールを充実させるために頑張りましょう。

 

ここで凄まじいプロフィールを作ることができたならば、確実に1年目で回収フェーズに入れます。

 

あまりコンサルタント向けのコンサルティングはやらないのですが、

以前「自分はharuと違って何にも専門性がないから食えない」と相談を受けました。

 

私の何に専門性があると思ったのかはいまだに謎ですが、

 

その方は、製造業の製造ラインのマネージャーさんでした。

 

専門性ありまくりですね。

 

文字に起こせていないだけです。

 

現場改善

部下のモチベーションアップ

効果的な製造原価の算出

 

さらにこれに実績が伴えば、かなり強いと言えますね。

 

まずは、プロフィールを書いてみる。

 

これを是非、やってみてほしいと思います。

 

今の課題が見えてくると思います。

 

何かの参考になれば幸いです。

中小企業診断士独立 259日目 食えるようになるには

皆様、超お久しぶりです。haruです。

 

いやー一度更新が止まると、中々再開が難しいという事を実感しております。

 

独立から8カ月が過ぎました。

 

この資格について改めて書きたいと思います。

 

中小企業診断士は食えるのか

 

はい。食べていけると思います。

 

しかしながら、とっただけでは無理です。

 

このような言葉を、このブログの読者の皆様は様々な場所で、目にしていると思います。

 

私なりに解説するならば、

 

中小企業診断士 という看板を事務所にかけても、集客はできません。

 

HPからもほぼ無いとおもいます。

 

これが、まず一つ目の理由です。

 

では、飛び込み営業は必要か。

 

私も仕事が無かった頃、よくやりましたがほぼ収穫はゼロでした。

 

紹介からしか、仕事は発生しません。

 

では、どうしたら紹介が発生するのか。

 

まず、人に会わねば紹介は産まれません。

 

しかも、仕事がある所に行く必要があります。

 

ここにたどり着くことができなければ、仕事は得られません。

 

二つ目の理由としては、中小企業診断士が必要な仕事は多いですが、貴方に発注が来るかはわからない。という事です。

 

何故貴方に発注するのかと言う理由づけができなければ、発注は来ませんね。

 

自分は事業計画策定系が多いですが、それはやった事があるからです。

 

講師の仕事も、話す事があるからです。

 

突き詰めてみましょう。

 

一年目からすごい売り上げをあげている同期は、独立前からこの事を必死に考えていたそうです。

 

勢いで独立した私はすっごい苦労しました。

 

ですので、まだまだ売り上げは低いです。

 

ただ、前職の年収くらいにはなりました。

 

多分同期の中ではかなり凡人な例だと思います。

 

ただ言えるのは、この半年で単価が上がってきました。

 

確実に時給換算で良くなっています。

 

私は亀なので、恐らくよく言われる中小企業診断士の平均年収780万にたどり着くのは3年目かなと思います。

 

しかし、前職のままだったら40になっても年収300万くらいだったと思います。

 

変化はとてつもなくでかいです。

 

更に10年後と、考えるとまるで違う人生くらいに開きがあると思います。

 

まだまだ答えは出ません。

創業一年となる6月には、やっぱ食えないと言ってるかもしれません。

 

何かの参考になれば幸いです。

中小企業診断士独立 229日目 「激動だった1ヶ月」

皆様お久しぶりです。haruです。

 

こんな更新が滞ったのは、1年ぶりですね。すみません。

 

なにを隠そう「超絶忙しかった」です。

 

まず、1月長女が産まれました。可愛さスーパーサイヤ人級です。

何時間でも見ていたいです。

 

仕事も忙しさ爆発でした。

 

1月は、支援先の補助金申請のサポートを2件。もちろん診断士は「代書」するわけではないので、経営計画を2件サポートしたのと同じレベルです。

さらに支援先の経営改善計画を2件、ミラサポでのご支援が2件。これだけでもいっぱいいっぱいにも関わらず、受験校の講師、2月の研修の準備、ビジネスプランコンテスト決勝に向けた準備でもうぎりぎりでした。

 

2月はさらに加速して、窓口相談、金融機関様からのご依頼、研修講師としての仕事、ふるさとグローバルプロデューサーの最終課題と忙しさだけは一人前でした。(ただし儲かっているわけではない)

 

少し心がやんだ時期もありました。

 

忙しいのに儲からない。このままずっとこうなんだろうか。安定収入がない。収入は山あり谷あり。これで我が子を養っていけるのだろうか。などなど

 

最近は、少しだけ気持ちが上向いてきました。

 

とにかく毎日仕事があることに感謝しよう。健康な体に感謝しよう。

今忙しいのは、慣れない仕事をしているから。

 

きっともっと楽になる。

 

今日改めてブログを開く気になったのは、コメントを頂いたからです。

 

熱い気持ちが伝わってきて、あぁ自分も1年前こうだったなぁ。っていうのを思い出しました。

 

この仕事は好きです。

 

大変なことが99%ですが、充実感がサラリーマンの頃の100倍はあります。

 

もっとこの仕事が社会に認知されて、すこしでも社会のお役に立てるよう頑張ります。

 

 

中小企業診断士 独立 195日目 「youtuberの過熱について」

皆様おはようございます。haruです。

 

今朝ニュースを見ていたら、youtuberの犯罪映像アップ問題が取り上げられていました。

 

ここ最近多いですね。

 

これは、実は企業の中では積極的に行おうとしている教育訓練の結論と同じものになります。

 

現在の研修においては、「成功体験の蓄積」と「共有」はメインストリームであると言えます。

 

営業活動等で、「うまくいった経験」があると、より仕事が楽しくなり、好循環が生まれます。

 

工夫した→結果が出た→うれしい→もっと工夫してみよう→結果が出た→うれしい

 

の好循環ですね。

 

そして「もっと工夫してみよう」の根底にあるのは、最初にうまくいった行動のバージョンアップが基本となります。

 

例えば、提案の際同じプレゼンテーション資料を使いまわすのではなく、顧客によってカスタマイズしてみたらうまくいった!

 

なのであれば、より顧客情報を分析して、最適な提案ができるよう資料をブラッシュアップします。

 

あるいは、業務改善なのであれば、「朝一番に今日のやることを書き出したら効率が上がった」なのであれば、「一週間の予定が俯瞰できるようアウトプット」してみよう、「個人だけじゃなくて、チーム全体で行ってみよう」などです。

 

そして、その結果を喜んでくれる人(上司や顧客など)が多くなればなるほど、期待が大きくなればなるほど、その工夫は大きくなっていきます。

 

もうお分かりの通り、昨今のyoutubeの問題はこの流れをまんま周到しているわけです。

 

少し過激なことをやってみた。(例:牛丼特盛を3杯頼んで全部残す)

閲覧数が上がった。

うれしい

もっと過激なことをやる。(例:高級すし店に行って3万円分頼んで全部残す)

閲覧数が上がった

うれしい。

 

コメント欄には、「アップ主さんのアウトローには感動」と書かれていきます。

 

こうなってくると、もはや「牛丼レベル」に戻ることはできません。

期待を裏切りたくない。

 

そして行動はエスカレートしていきます。

 

支持してくれる人がいると「自分は正しいこと」「意味のある事」「価値のある事」をしていると自己実現感が出てきます。

もちろん本当に社会に貢献できることであれば、素晴らしいことです。

 

しかし、上記の例でいくと「過激なこと=みんなが喜ぶこと」「みんながやらないこと=価値があること」と思考がすり替わっていきます。

 

結果、犯罪行為にまで行ってしまうわけです。

 

本日のニュースでも、「動画アップ後、犯罪性に気づいた」と容疑者が語っていました。

 

これが、保身の為なのか本心なのかはわかりませんが、

 

一つ言えることは

「みんなが喜んでくれているのだからこれくらいは許せされるだろう」

という考えや

 

「それでも自分を支持してくれる人がいる」

 

という想いがあったと思います。

 

何が言いたいかというと、我々コンサルタントもこのような危険性をはらんでいるということです。

 

我々コンサルタントが顧客からがっかりされるケースの第一位は

 

「そんなの知ってるよ。もっと画期的なアイデアないの?」

 

と言われることです。

 

しかし経営は基本がないと、それはただのギャンブルになってしまいます。

 

顧客の期待に応えたいがために、一発逆転のアイデアばかり提案してしまわないよう気を付ける必要があると感じました。

中小企業診断士 独立 193日 「新年の抱負」

皆様 あけましておめでとうございます!

haruです。

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

haruはというと、1月2日から本年の仕事を開始しておりましたが、世間様では本日からのところが多いようですね。

 

昨日から事務所にも行ったのですが、おもったよりもスーツ姿の方が多く、意外に1月3日から仕事始まりのかた(ある意味カレンダー通り)の方も多いのだなと実感いたしました。

 

さて、本年の抱負というか目標を書いていきたいと思います。

 

① 商工会議所で単独セミナー

これは実際に叶う予定となっております。(オファーはいただきました。)

初の商工会議所での単独セミナーどきどきしますが、精いっぱいお役に立てるように頑張ってまいります。

 

② 書籍の出版

どうやらこれは避けては通れないようです。

師匠も本を出版しているのですが、効果は絶大(ただし印税はほぼ期待できない)とのことでした。

どうすれば出版にこぎつけるのか現段階では全く分かりませんが、目指してまいろうと思っております。

 

③ 顧問先の獲得

駆け出し中小企業診断士の夢といえば、やはり顧問契約ではないでしょうか。

長期に渡ってがっつりと経営のお手伝いをさせていただきたいと思っております。

 

この3つが三大テーマです。

 

私は、夢が決まると必ず神社に行って絵馬を書きます。

 

ちなみに、去年絵馬に書いたものはすべて叶いました。

 

絵馬の何が良いかって、うちの近所の神社は1年間絵馬を飾っていて(?)くれているので、その年の初めに書いた絵馬からずらーっとharuゾーンがあるわけです。

 

昨年の一番初めに書いた絵馬は「中小企業診断士になります」でした。

これはまだ口述試験の発表前だったのですね。

 

そう考えると1年の長さに呆然としますが。。。

 

書き方のコツというか、絵馬は基本的に「叶いますように」という想いで書くものではないそうです。

 

神様にむかって自分の「決意表明」をすること

 

これが正式な意味らしいです。

 

いつも見守ってくださる神様に宣言したからには全力でやらなくちゃ!という闘志がわいてきます。

 

私はスピリチュアルな話をしたいわけではなく、「決意表明」ってやはり大事だと思います。

 

皆様の今年の決意表明は何でしょうか。

 

昨年読者の皆様で診断士試験に涙をのんだ方はリベンジでしょうか。

 

このブログではあまり勉強法とかは諸事情で書けませんが、少しでも診断士の仕事がリアルにお伝えできるよう努力してまいりますので、

本年も当ブログをよろしくお願いいたします。