中小企業診断士 独立179日目 研修講師への道2 ~とにかく知ることから始める~
皆様こんにちは。haruです。
昨日のPVが500を超えました。やはり皆様研修講師になりたい!という想いが大きいようです。
さて、本日もこちらの本の内容を見ていきます。
研修・セミナー講師が企業・研修会社から選ばれる力
さて、またも余談ですが、皆様本に書き込みってしますか?
私は「これは」という本にはガンガン書き込みます。
逆にそれ以外はブックオフに行きます。
書き込みの具合は、診断士のテキストレベルです。経験上、そのようにした本は読み返す頻度も多く、かつ内容理解が深まります。
では本題であるこの本の良い点、もう少しな点を見ていきましょう。
どんだけ上から目線なんだ。
※あくまで個人の感想です。
良い点① 業界の事がかなり詳しく書いてある。
発注側のことを調べるのは、営業では常識ですよね。この本では、「エージェント」といっても様々なジャンルがあることを実体験をもとに書かれています。
自分がどこにアプローチすればよいのかが、とても分かりやすいです。
このセグメント分けをしっかり理解しておけば、
「いやーうちの会社はそういう研修はやってないので。」
とか、
「うちの会社はオリジナルコンテンツしかやっていないことご存じですよね?」とかいわれて青ざめるといったことが避けられそうです。
もう少しな点① 業界を敵に回すようなことはしていない。
やっぱり我々研修講師を目指す側からしたら、「詐欺まがい」にはつかまりたくないという切実な思いがありますよね。
どういうエージェントには気を付けろ!みたいなことは書いてありません。ググってみましたが、こういう情報はあまりありませんね。どう調べるか、考える必要があります。
良い点② 一方講師に対しては、かなり正直だ!!
上記のもう少しな点と打って変わって、「研修講師」については、かなり正直です。
なかでもすごい勇気と熱量を感じたのが、
「エージェント10社に聞いた 仕事を依頼したくない講師 トップ10」
です。本当にこの記事だけは何としても読んでください。
自分は、先月作っていたコンテンツが「こ、これではアカン!」とすべて削除したくらいインパクトがありました。
たぶんこれだけで、2時間セミナーが開催できるクラスの内容です。
逆に一緒に仕事をしたい講師トップ3もありますよ。
もう少しな点② ではまずビギナーはどうするべきかの観点
この本の主旨から外れるのであえて、少な目なのかもしれませんが、
「新規参入者がこれからやるべきアクション」に関しては、ヒントにとどまっております。
それに関しては、他にも良い本がありますので探してみてください。
総評 (だからどれだけ上からなんだ。)
マストで買いです。私が、診断士の勉強以外で本を紹介するのは初めてでしたが、こちらは是非読んでみてください。
注意点としては、
○読んだら、すぐに「選ばれる力」が身に着くという性格の本ではありません。
○読むことで「やる気が挙がる」という性格でもありません。
自己啓発本として読む類のものではなく、具体的な情報が欲しいという方向けですね。
本のジャンルでいうと「真面目な本」です。
いつか勉強会を開いて、「読者の会です!」とアプローチすれば、著者の方にも来てもらえないかな。なんて甘い期待も持っております。