中小企業診断士 独学 打倒2次試験
みなさんこんにちわ。気分だけでもハワイへGO!
GWは全部仕事になりましたharuです。
さて、今日は少し気分を変えまして、2次試験のお話。
というのも、1次試験はマークシート形式なので、お伝えできるノウハウが実は少ないです。もちろん超直前期ともなれば、メンタル部分で私の経験をお伝えできるかと思いますが、この時期はもうとにかくやるしかないという根も葉もない状況です。
2次試験リベンジを狙う皆様は、逆にこのシーズン「超」もんもんとしていると思います。
あと数か月もすると、実力はともかく勢いだけは超ド級の「ストレート組」が勉強に合流してきます。
2次試験は「相対試験」であるとされている為、1次とは違い全員がライバルになります。
では、何をやるか。独学の皆さんの最大の悩み
「もうやっていない事例がない」
これです。
2年目以降だと、過去問は平成13年にさかのぼってすべて終えてしまっている状況の方も多いかと思います。
月間企業診断などで、事例を手に入れるか、受験校に通っている仲間から手に入れるか。すっごい悩みどころだと思います。
ではどうするか。
この時期は、基礎固め時期にあてていただくのが良いかと思います。
この試験は言うまでもなく、「中小企業診断士」としてふさわしい知識とロジックを持っているかを試す試験です。
そうじゃないと、作問者は国から怒られます。
当然ですよね。
では、求められている知識はどこに由来するでしょうか。
もちろん「1次試験」です。
そして必要なロジックは?
1、社長からのヒヤリング
2、SWOT、課題抽出
3、1次知識をもとに助言する。または分析する。
これです。そして1は既に終わっている状況です。
最も大事な部分は既にやっていただいている。
実務でもそうですが、ここが甘いと、何一つささる提案ができません。
単なる「教科書知識の受け売り」です。
そうではなく、この企業にとって最も大事なことはどれなのか。
どの知識を活かして提案すれべきなのかが、問われています。
つまり「社長からのヒヤリング」を無視すれば、なんでも書けてしまうということです。
情報を分析して、助言をする。ただし我々は中小企業診断士なので、1次知識を根拠に行う。
これをこの試験では聞いています。
そんな簡単じゃない!なんて聞こえてきそうですが、実は聞かれていることはシンプルなんです。
ですが、それを80分でやろうとするから激しく難しい。
例えばヒヤリング内容に関しても、もっとわかりやすく書いてよ!と言いたくなるような記述だったり、
時系列がめちゃくちゃやんけ!っていう書き出しだったり、
何を聞きたいのか分らない問題文だったり、
いろいろな障害を埋め込んできています。
ですが。ですが。
実務ではもっともっとヒヤリングはわかりにくいぞーーーーー
全部を正直に話してくれるか分りませんし、多少脚色が入っているかもしれない。
社長の理解と現場の状況に乖離があるかもしれない。
もはや推理まで必要な業務です。
ですが、それはとりあえずなし。というルール設定にしてくれております。
ですから、めんどくさいし、すぐには得点に結びつかないかもしれませんが、一度やっている事例で結構ですので、与件文整理は行ってみてください。
私は、時間なかったですが、初めなにからしてよいのかわからず、ひたすら事例文を読むということを1週間くらいやっていました。
そうすると、いろいろな発見があります。
多分80分では見落としてしまう情報もたくさんありました。
まずは、どのように事例文を読むべきなのかをこの時期は訓練されてみてもよいかと思います。
何かの参考になれば幸いです。