中小企業診断士 独学 「独立について」
みなさんこんにちわharuです。
今日は「独立について」です。
直接的な勉強法ではないですが、モチベーションを保つ一助になればと思いこのテーマを選びました。
中小企業診断士として一番の弱点としてあげられるのが「独占業務がない」ことです。
「この業務はこの資格が無いとできない」
というものが無いため、どのように生計を立てていくのが見えづらいです。
そのため士業の中でも「食える、食えない」がとても明確になっております。
では「食える診断士」の特徴はというと、
- 営業力に優れる
- 専門性がある
- 権威がある
の3点です。
この3つがあると、好循環を生み出しどんどん仕事が取れていきます。
営業力というのは、セールストークがうまいとか、コネクションがあるといったものに限られません。
私は最強の営業力とは「その場にいること」だと考えております。
八百屋さんが「ホームページが無いからホームページを作りたい」と考えていたとして、それを友達に相談したとします。
もしその友達が「俺ホームページ作れるよ。いいよ無料でつくるよ!」
と言えば即決です。その場で話は進行します。ほぼ100%です。
「俺ホームページ作れるよ。そうだな素材とかこだわりなければ3万円でできるよ」
成約確率は無料よりは落ちますが、「予算内だ」「無料だと悪いし」とか考えている場合は、可能性が高いでしょう。
では、
「俺ホームページ作れるし、マーケティングやSEOの知識もある。作成とフォローで100万円くらいかかるなぁ。」
の場合どうでしょう。厳しいですね。おそらくほぼ受注できないと思います。
しかし次の場合はどうでしょうか。
「俺ホームページ作れるし、マーケティングやSEOの知識もある。作成とフォローで100万円くらいかかるなぁ。でもこだわりの野菜をチョイスして、パッケージして通販のシステムを構築できれば、商圏は全国に広がるし、お客も売上も増えるよ。」
おお。すごい営業力です。ただ若干怪しさもあります。話がうますぎる。
さらに診断士の場合
「俺ホームページ作れるし、マーケティングやSEOの知識もある。作成とフォローで100万円くらいかかるなぁ。でもこだわりの野菜をチョイスして、パッケージして通販のシステムを構築できれば、商圏は全国に広がるし、お客も売上も増えるよ。販促関連の補助金や優遇融資を使えば、負担を減らすこともできるし、キャッシュがショートすることも防げるよ。商工会等も支援しているから、一緒に事業計画も作成しよう。実際にこの方式で売上を向上したケースを集めてみるよ」
これが診断士の営業力です。ただし、一番大切なのは「その場にいること」ですね。
需要がある場所にいること。その方法をどうこうちくするかが、大きなポイントになりますね。