中小企業診断士 独学勉強法 「1次集中?2次並走?」
こんにちわharuです。
このブログを書いているのは3月ですが、皆様がいつこのブログをご覧になるかでだいぶ戦略が変わってきます。
このブログは独学で一発で受かるという前提がありますが、
初学者は1次試験集中でよいと思います。
かくいう私も、8月の1次試験翌日の自己採点で「合格」と判断できるまで、一切2次試験については対策していませんでした。
というかどんな試験なのかすらわかっていませんでした。
もちろん1次合格後は、とんでもなく大慌てのスケジューリングでした。
これがよいのかどうかは疑問ですが、
私がもし1次試験前に2次の並走を行っていたとしたら確実に1次試験は受かっていなかったと思います。
過去問5年分、問題集の全問題を解けるようになったのは、1次試験の1週間前だったと記憶しています。しかも不安がいっぱいです。
中には問題と答えを暗記していたものも多くあったと思います。
そして、1次試験の点数は7科目平均で61点というかなりぎりぎりな状態でした。
私なりの結論として、1次試験までは1次に完全注力
その後2次試験までの11週間で短期決戦
というのが、独学生には良いかと思います。
理由として、2次試験は悲しいことに勉強時間と実力アップが比例しないことにあります。
もちろん受験校等で戦略的に2次試験対策を並走させるのは効果があると思いますが、
独学生にはあまりにもこの時期情報が少なすぎます。
私が自己採点のよりどころにしたふぞろいもこの時期はまだ最新版は出ていませんし、ネット上を徘徊しても「基礎め期」として、文章力の向上やロジカルシンキングという
情報がほとんどです。大事だけれども緊急性が低い情報になってしまうため、まずは1次突破を考えた方がよさそうです。
1次合格後11週間で「2次合格実力までたどり着く」ことが可能かどうかには様々な意見がありますが、私は「間に合う」と思います。
そのためには、1次の知識を完全に理解し自分のものにする必要があります。
ここがあやふやだと、2次対策で非常に苦労しますので、「2次の対策も行っている」というくらいの気迫で学習してください。
企業経営理論 財務・会計 運営管理 の3科目はこの部分がマストです。
参考になれば幸いです。