中小企業診断士 独学勉強法 「費用について」
こんにちわharuです。
今回は独学で中小企業診断士を戦い抜く場合の費用についてです。
通常独学というと、予備校等に通うより割安になることがほとんどで、それは中小企業診断士としても例外ではありませんが、私が感じたことは
「思ったより安くない」
ということです。
これは特に2次試験で顕著になります。2次試験は答えが明確に発表されない試験であり、結局「情報力」と「経験」がものを言います。
つまり自己採点をする手段がとても少ないということです。
「ふぞろい」をはじめとして、何とか独学生でも戦えるような教材を各社出しておりますが、「作文」を「自分」で採点するというのは、とても難しいことは理解いただけると思います。
例えば模範解答が「強みは一貫生産体制を構築し、他社との差別化を図っていること」
という、ものだったとして
「強みは、自社内で工程を完結でき、それによって短納期、低コストを実現していること」
というのが自分の解答だった場合、これはいったい何点がつけられるのかがわかりません。言っていることは同じような気もする。ただ模範解答は「他社との差別化」にふれている。この部分の点数はなんぼや。っていうのはぶっちゃけ出題者にしかわかりません。
となると、模試はマストで受けなくてはならない。しかもその模試が一回1万くらいする。自分は不安だったので、これを3度受験し、さらに過去問やらテキストやらを買い込んだので、某予備校の「直前コース」とさして変わらない(差は確か2万円以内だったとおもまいます。)結果となりました。
1次試験に関しても、テキスト+問題集+過去問で1科目平均6000円くらいしたので、それ×7(ただし、7科目目は過去問なし)で40000円前後。+模試一回で+5000円。
トータル45000円くらいしました。
45000円+多分2次合計50000円くらい(レシートはとってなかった。)=95000円です。
これだと格安の通信教育とほぼ変わらない金額を投資したことになります。
ですので「費用を安く抑えたい」という理由だけで、独学を選択するのは大変リスクがあると思います。
合う、合わないを判断した上で、この資格が取れた場合自分にはどの程度のメリットがあるのかを見極める必要があると思います。