中小企業診断士、合格後すぐに独立したらこうなる

中小企業診断士で独立をお考えの皆様、受験を目指す皆様。コネなし、専門性なしでいきなり独立するとどうなるかを赤裸々に書いていきます。皆様の人生設計の一助になれば幸いです

打倒1次試験 その5 テキスト群

今回から数回にわたりわたくしが、1次試験対策で使用したテキスト群をレビューを交えながら書かせていただきます。

 

基本的な学習スタイル(経済、財務会計以外)については、テキストを2周読み→問題集1周→過去問題集1周→問題集に戻る(以下ループ)

というスタンスでした。

 

テキストは読まず、いきなり問題集(アウトプットから)というスタイルを推奨しているサイトもありましたが、自分は「わからないのは勉強していないからだ」という言い訳を自分に設けてしまい、苦手意識が大きくなり先に進まないという現象が「運営管理」を学習した際に起こりましたので、基本前述の方法で行いました。

テキストを2周まわすかどうかは人それぞれです。私が使用した「TAC」さんの参考書や「TBC」さんの参考書は、初見の用語がいきなり出てきてパニックになります。

※おそらく説明上仕方がないと思いますが、以前書いた通りさらっと「マーケットミックス」や「4P」など出てきます。かなり後半のページで詳しくこの用語について触れられていたりしますので、どうしても1周目は手探りで「闇の中を歩く」ようなイメージがあります。

 

1周目で理解できた方は、早々にアウトプットに移ってよいかと思います。

ちなみに私は

企業経営理論→テキスト 「TAC」

財務会計→テキスト「TBC」

経営法務→テキスト「TBC」

情報システム→テキスト「TBC」

経済学→石川秀樹先生のテキスト※過去記事を参照ください。

運営管理→「TBC」

中小企業政策・白書→「TBC」

 

問題集→すべてTAC

過去問題集→すべてTAC

副読本 →TAC ポケットテキスト

 

となります。

 こうやって振り返るとインプットはほとんどTBCでアウトプットはすべてTACですね。

「TBC」テキストの良いところは、「無料講義動画」がついている所です。

この無料講義動画は、実際プロの講師が講義形式でテキストを使って解説します。相当なクオリティだと思います。

独学で学習しているデメリットは1次試験まではほとんどありませんが、(

逆にいうと絶対に2次を独学はお勧めしません。そのことはまたいずれ)

強いてあげるとするならば、

1、スケジューリングを自分で行う必要がある。

2、強い精神力が必要である。

3、不安である。

の3点があげられると思います。

1、2については「がんばれ」としか言いようがありません。特にわたくしは経済学にぶつかったときこの試験をあきらめようかなという気持ちになってしまいました。妻のサポートがなければあきらめていたかもしれません。

また勉強していると「絶対に無理だ。。。」という時期が来ます。「覚えた先から忘れていく。。。」という絶望に打ち勝つのはとても難しかったです。

 

3については、こういった講義動画を見ることによって、予備校に通っている人たちのスタイルを知ることができますので、「必要以上にびびることはない」と割り切れます。これについては、いつか「模試」のところで書きたいとおもってます。